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PAS(気中負荷開閉器)とは?役割・仕組み・メーカー・選定方法

目次

PAS(気中負荷開閉器)とは

PASとは、Pole Air Swich(気中負荷開閉器)の略称です。

6.6KV高圧受電設備において、電力会社から引き込んだ高圧配電線の入口部分に設置されます。

  • 柱上開閉器
  • 高圧気中開閉器
  • SOG

と呼ばれることもあります。

PASの役割

PASには主に3つの役割があります。

①配電線事故の防止

需要家設備で地絡事故や短絡事故が発生した場合、事故を検出してPASを開放します。

需要家事故

PAS解放

事故設備切離し

配電線保護

これにより終電需要家への停電波及を防止できます。

②責任分界点の形成

一般的な高圧受電設備では

電力会社設備

PAS(責任分界点)

需要家設備

となります。

PASの負荷側が責任分界点になることが一般的です。

③保守点検時の停電操作

年次点検や設備更新工事では

PAS解放

停電

点検作業

を行います。

設備全体を安全に停電させるための重要な機器です。

PASの構造

PASは大きく以下の部品で構成されています。

開閉部電流を投入・遮断する部分
操作機構モーターやバネにより開閉を行う部分
制御装置地絡検出や遠方操作を行う部分
VT(電圧検出装置)SOG制御に使用

PASとSOGの関係

実務では、PAS+SOG継電器 という構成が主流です。

SOGとは、地絡方向継電器(Directional Ground Relay)を利用した波及事故防止システムです。

事故発生時には

地絡発生

SOG検出

PAS解放

事故区間切離し

を行います。

現在の高圧受電設備ではほぼ標準装備と言えます。

そのため、「PAS」や「SOG」と呼ぶときは、どちらか片方ではなく両方を指すことが多いです。

PASの主要メーカー

  • 戸上電機製作所
  • エナジーサポート
  • 大垣電機

PASの選定方法

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